三宅香帆さんの「好き」を言語化する技術「推し」の素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しか出てこないから、推しの語り方のコツを5つ紹介。
推しの布教は、言語化能力を鍛えるトレーニングとして最強なのでぜひ試してみてください
1⃣クリシェを避け他人の言葉に左右されず、自分の言葉で発信
→クリシェとは何ぞやと思った人、そんなに難しくないのですぐ覚えられます。クリシェとは誰しもが使ったことがあり必ず目にしたことがあるヤバい!すごい!泣ける!といったありきたりな言葉で、これらはあなたの思考や感情を支配する敵だと思ってください。
そして、誰かの言葉は、いい意味でも悪い意味でも影響を受けてしまい、最悪の場合、自分の感情や思考が支配されていき、何もかも先入観を持って見てしまう危険なもの。だからこそ、自分の好きを言語化する前に、他人の言語化したものを見ず、自分の感情を自分の言葉で語ることが大切。誰かの意見や感想を見るのはそのあと。
2⃣孤独にメモをする。
→自分の感情をいきなり言語化して推しの魅力を語るのはハードルが高い。どこがどう良かったのか具体化、細分化して、言葉にする準備をしていくことが大切。
好きとは、「共感」か「驚き」のどっちかである。
「共感」の場合、自分の体験談や好きな物との共通点を探る。
「驚き」の場合は、どこが「新しい」のかを考える。
誰かが介入してくるSNS空間だと無意識に他人の価値観に寄せた言葉を選んでしまい、落ち着いて整理できないので自分にしか見れない空間にメモをするのが大切。
3⃣一般論で語らない。
「皆はこう思っている」とかみんなの言葉を代弁する必要はない。同じ意見や感想だとしてもそう思った理由は人それぞれであるから、自分の感想を語るうえで、他人の意見はどうでもいい。
4⃣誰に向けて発信するかを決める。
→相手が推しを知っているかどうかで説明の仕方が変わってくる。最初に、推しの知名度や印象を調べて、相手が推しを知らない場合は、簡単にどういうものなのか説明しつつも、調べたら分かるような情報は言わない。あくまで相手に興味を持って、自分で調べてみようと思ってもらえるようなパスをする。
5⃣書き終わったら修正
1回書いたら終わりではなく、別人になったつもりで、出来れば少し時間を置いて客観的に読んで修正することが大切。
好きは、簡単に揺らいでしまう一時的な儚い感情だからこそ、鮮度の高いうちに保存しておくのが大切で、「好き」を言葉にして形に残して保存しておけば、後から見返すこともできるし、気づいたときには、形にした好きが、丸ごと自分の価値観や人生になっていくので、紹介したコツをおさえて、あなたの推しの魅力をどんどん発信していきましょう。
今日紹介した本📚は…
自己啓発本やビジネス書を普段読まない人でも読みやすいのでおすすめです。
読んでくださりありがとうございました!